オークションについて思うこと
最近小生は「ある物」のコレクションにはまっている。その「ある物」は四半世紀以上前には普通に近隣の専門店で400円~1,000円くらいで入手できたものである。その「ある物」は実用品(趣味の世界で)であり、ある意味消耗品でもあった。当時高校生であった小生はその趣味(多少スポーツ的要素を含む)に没頭していたが、二十歳を過ぎるころから別のスポーツに熱中したため、いつの間にかその趣味から遠ざかっていた。それから四半世紀経ち、昔懐かしさから近隣の専門店をたずねてみると、当時と品揃えが全く違っており、当時憧れであったメーカーの品が皆無であった。店主に聞いてみると、そのメーカーはすでに無くなっているとのことで(正確には合併により社名が変わっており、商品自体も魅力が無くなってしまっている)別のものを勧められたが、そそくさと店を出てしまった。
そうなると昔たずねた専門店を片っ端から訪ねてみるが、ほとんどがすでに廃業しており、残ったお店も、同様に品揃えががらりと変わってしまっている。この業界も大手小売チェーン店がロードサイドに豊富な品揃え、ディスカウントを武器に進出しているが、これらのお店も最近流行の品揃えとなっている。
そんな時、オークションの存在を知り(以前から知ってはいたが実際に閲覧するのは初めて)、何と!!あるではないですか!!当時憧れであったメーカーの品が・・・!! しかし、値段を見てビックリ!!! 当時の価格の3~10倍に跳ね上がっている状態である。しかも入札が何十件も入っている。
オークションを初めて閲覧してから半年以上が経ち、今では週一程度の頻度で入札し、ほしい品を他の入札参加者とかけ引きしながら楽しんでいる。又、入札のみでは飽き足らず、別のカテゴリーで出品までして、楽しんでいる。
前置きが長くなってしまったが、このオークションの世界も当然ながら「需要と供給」の理論が成り立つ。安くてもニーズの無いものには見向きもしない(入札が入らない)。又、本人にとって不要なものであっても、その品を捜し求めている人もいるかもしれない。
小生が出品した物であるが、20年くらい前に購入し、すでに廃盤となったアウトドア用ガスランタン(灯火グッズ)で、しかも壊れているものをガラクタ品としてダメモトで出品してみた。そうしたら、何と入札が40件近く入り、当時の購入価格以上で売れてしまった。当然商品説明には壊れている旨明記し、承知した上で入札してくださいとのコメントを入れている。本人が思いもしない状況に驚いてしまったが、良く考えてみると、①アウトドア用品である ②オールド品で廃盤となっている ③メーカー品であり、作りがしっかりしている ④商品説明をしっかり記述している(商品のアピール、稀少性=メリット 壊れていること、着火テストをしていないこと=デメリット) ⑤実はしたたかに人気商品の傾向を分析していた
マーケティングの観点から考えてみると、①はアウトドア市場の大きさ、ライフスタイル等に関係し、②③は商品自体の魅力度、④はメリット・デメリットを事細かに説明し、納得をしてもらうこと すなわち説明と同意 プッシュ戦略にも通じる技術 ⑤はニーズ分析(今、何が売れているか 又、最近の傾向は?)を事前に、自分が出品しようとしている品に近い物に入札している人達の購入履歴を分析し、タイミングを見計らって出品(ほしいときに、ほしいものを提供する・・・至極あたりまえなこと)
仕事がら、企業のマーケティング戦略立案等もお手伝いさせていただいているが、こんなところにもマーケティングが役に立つなと勝手に感心している。
稚拙な文脈でお恥ずかしいですが、今後も不定期的にも更新しますので、末永くよろしくお願いいたします。又、小生のコレクションなども追々明らかにしていきたいと思います(勿論経営に役立つ情報等を最優先に提供させていただきます!!)。どうぞよろしくお願いいたします。
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